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2009年06月10日

融資を引き出す戦略パート2

今日もブログを読んで頂いてありがとうございます。名古屋の税理士 伊藤初彦です。今日は創業融資についてです。

創業融資の場合は、一般的な融資とは異なります。それは、過去の実績というものがないからです。

そのため、融資審査は経営者の人物評価と事業の将来性に重心を置くことになります。

経営者としての能力を持っているのか、そして、事業として継続できるものなのかを見られるわけです。

約束を守り、嘘偽りがなく、しっかりした受け応えができるかが、人物評価としての重要なポイントとなってきます。

経営の展望ばかりを、セリフをしゃべるようにベラベラとしゃべる方がいますが、逆に評価が下がったりする場合もあります。

いわゆる大風呂敷を広げるような人物だと取られる可能性があるからです。事業計画や自分の過去の業務経験に見合った考えのみを述べたほうが良いでしょう。

事業としての継続性を表すこととしては、仕入先や販売先等がしっかり確保できているのかがポイントとなって来ます。

また、粗利益や販売管理費等をしっかり把握し、採算の取れる内容になっているのかも重要なポイントです。

要するに、口先だけの計画では、人物評価も低くなりますし、事業の将来性も伝えることができないということです。

星
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2009年06月05日

融資を引き出す戦略パート1

融資に関する相談を受けることが、あとをたたないです。様々な融資に関する相談を受けることによって、融資が受けやすくなるコツというものが身について来ました。

今日は、事業計画書について書きたいと思います。事業計画書に書く内容については、後日、お話することとしますが、今回はその様式について簡単にご説明したいと思います。

当たり前のことですが、まずは見やすい事業計画書を作成することです。数字を並べるだけでなく、図を用いると分かりやすく、金融機関からの印象も良くなるのではないでしょうか。

それに加えて、その事業計画書が成り立つ根拠を文章にまとめること、またそれに関する資料を添付することも重要になって来ます。

例えば、その業種全体の動向を表す資料やその商品の市場規模を表す資料等を添付すると、事業計画書の信憑性が高まることになります。

添付する資料等は、多ければ多いほど良いということになります。多くの資料を集めるということは、経営者がそれだけ熱意を持って、商売を行っているという姿勢をアピールすることもできるわけです。

星
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2008年12月13日

日銀の企業融資促進政策3兆円

日銀はこのほど、企業の資金繰りを支援する目的で、金融機関に対する新しい資金供給策を決めました。

資金繰りが苦しくなるであろう年末・年度末をにらみ、担保にとる社債などの条件を緩めたり、担保の範囲内で低金利で資金を貸し出す新制度も実施することになりました。これらによって、金融機関に3兆円程度の資金供給が見込めるということです。

企業の黒字倒産だけでも、この政策によって避けられるようになって欲しいです。政府による景気回復対策には、財政政策と金融政策があります。

ここで、大きな財政政策(今なら減税)も打ち出して頂きたいところです。また、企業側にも努力して頂き、日本経済を盛り上げて欲しいところですよね。


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2008年08月22日

融資されやすい企業・・・No.2整理整頓された清潔な職場


無借金で会社経営することが一番ですが、そうは行かない場合が多々あります。税理士として何社もの会社をみて来ていますが、ほとんどの会社が何だかの借入金をしているのが現状です。

例えば、高額な設備投資をしなければならないとか、現金仕入によって安価に商品等を仕入れたい等の理由から融資を受けなければならないときがあります。

そこで、今日は融資されやすい企業第二弾です。

金融機関の融資担当者は、融資先の職場に面談に来る場合があります。これは、国民生活金融公庫の担当者についても場合によっては同じです。

会社内が不潔で、片付けが十分でない会社は融資が受けられない場合があります。これについては、実際に銀行融資担当者から聞いた話です。

不衛生で整理整頓されていない会社には人が集まりにくく、従業員の定着率も悪くなるという傾向にあるからです。

一事が万事という言葉がありますが、職場を整理整頓すら出来ない会社は会社経営も上手く出来ないと見られかもしれません。

事務所が古いとか住宅兼事務所で事業をやっていることに関係なく、常に整理整頓されて小奇麗にしている会社にはそれだけ余裕があるという風に見てもいいのではないでしょうか。
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2008年08月14日

融資されやすい企業・・・No.1決算書や帳票類がすぐに提出出来る


無借金で会社経営することが一番ですが、そうは行かない場合が多々あります。税理士として何社もの会社をみて来ていますが、ほとんどの会社が何だかの借入金をしているのが現状です。

例えば、高額な設備投資をしなければならないとか、現金仕入によって安価に商品等を仕入れたい等の理由から融資を受けなければならないときがあります。

そこで、今日は融資されやすい企業第一弾です。

金融機関が決算書、月次試算表等の帳票類の提示を求めて来たときには、それをすぐに提出するということです。
もっとも、中小企業の場合は、税理士事務所がこれらの帳票類を作成していること多いので、若干のタイムラグは否めないでしょう。

これらの帳票類がすぐ提出出来ない会社は、金融機関からしっかりしていない会社と見られるかもしれません。

それに加えて、業績があまりにも悪いので、時間を使って試算表等を粉飾しようとしているのではないと取られる場合があります。

したがって、融資をスムーズに受けられる企業の特徴の一つとして、帳票類の管理がしっかりしていて、すぐにそれが提出出来る状態にあるということでしょう。
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2008年08月01日

今日から8月/ある銀行さんの話


今日から8月ですね。もう少しでお盆休みが始まりますので、それまで頑張ってお仕事をしましょう。
昨日は、事務所に銀行の融資担当者さんが挨拶に来られた。話は当然にして融資の話題です。

「ズバリお金を貸さない一番の大きな理由は何ですか」と尋ねると、その返答はここではちょっと書けないような内容でした。

大局的にまとめると、信用が一番重要であるということです。こんなまとめ方では面白くないと思われるかもしれませんが、要するに普段からの正しい行動が重要であるということです。

普段から正しい行動をしていないと、少なくともビジネスの上では信用を失うということです。正しい行動とは、嘘偽りなくルールを守るということです。

私もビジネスをする上で、肝に銘じておきたい銀行さんの一言でした。

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